最後の物資を今回お世話になった被災者に手渡す。
半倒壊の家の前の空き地でラーメン屋台を始めたご主人。
子どもたちに囲まれて楽しそうだ。いや精一杯明るく振る舞っているのだろう。
最後にご主人が張りのある声で言った。
僕たちのためにありがとう。これからも被災地をよろしくお願いします。
堅い握手を交わし再来を誓った。
これから北海道に戻ります。
今日のおわりに〜夫が不在の間、子どもたちは本当によくがんばってくれました。
毎日目覚めとともに、「あと何回寝たら帰ってくる?」という会話をしました。
今朝は、「明日帰ってくるよ」と言いましたが、どこかピンとこないようで、「あと1回寝たら帰ってくるよ」というと、「あといっかい〜?!!!」と大盛り上がりでした。
明日はきっと朝から、「今日だよ!今日帰ってくるんだよ〜!!」と小躍りして帰りを待つことでしょう。
子どもたちが待っています。
道内陸路も気をつけて、早く笑顔を見せてください。
それでは、また明日。おやすみなさい。