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センス・オブ・ワンダー
我が子が通う小学校の、講師を務めてまいりました。
地元の自然を体験する学習。
その名も「屈斜路かがやきタイム」、略してKKTです。

なんとも素敵なこの授業の講師として、僭越ではございますが、和琴半島をガイドしてきました。

 

今日は父ちゃんではなく、ショウスケ君のお父さんでもありません。いつもガイドの時は、つっちーさんと呼ばれていますので、みんなもつっちーさんと呼んでください!と挨拶しました。



じゃあ1年生からついてきてください。ということは、まぁ自分の娘なわけですが、一応「つっちーさんこれなぁに?」なんて聞いてくるので、内心では笑ってしまうわけですが、そこはまじめに「はなえさん、これはね…」なんていってみたりするのですが、これがまた可笑しかったりするわけです笑)



オホン、それはね!なんて偉そうに説明したりしながら歩くわけですが、やっぱりおいしいものにはかないませんね。Harueさんが差し入れでパスカップマフィンを焼いてくれました。頑張って歩いて景色の良いところでおいしいものを頬張る!のが最高に楽しい時間なのです。



みんなで記念写真。霧が抜けはじめた静かな湖を見て2年生の子が一言「天国みたいだね」。まだ天国には程遠い彼がぽつりとそんなことを言ってくれました。僕もこんなところが天国だったらいいなぁと、それぐらい素敵なところなんだなぁと改めて思いました。



やっぱり子どもは水が好きですね。そして、子どもの感性というか、その目線の低さ、目の付け所には改めて感服いたしました。大人でこんなことやる人、あまりいないでしょ?
でも、こんな一見意味のないような行動のおかげで…



オニヤンマの脱皮の瞬間を目撃。
これにはつっちーさんも感激でした!!

知ったふりして薄っぺらな知識を披露し、ガイドさんて何でも知ってるだろ?なんて偉そうな態度を取るつもりは毛頭ありません。
自然は奥深いし、本当に知らないコトだらけ。

自分一人で歩いていては到底気づかないことが、小さな彼らと歩くことで、こんなにも視野が広がるんだな。

久しぶりにレイチェルカーソンの「センス・オブ・ワンダー」をめくってみました。

「わたしは、子どもにとっても、どのようにして子どもを教育すべきか頭を悩ませている親にとっても、「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています」

感性を大事に、ガイドしていきたいと思います。



【somokuya】http://www.somokuya.com
| ガイドの日々 | 21:55 | comments(0) | trackbacks(0)
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